11:30a.m.〜7:00p.m
(最終日5:30p.m)
日曜休廊

 

「裏庭へ、」


 

「裏庭へ、」
2000年 34×54cm
color pencil on paper
身体表現‘所作’
参考写真

現場から

 

パートタイムの仕事をしている。
商品を迅速に処理していく体力のいる作業だ。
職場では皆、黙々と動いている。


この人たちは、今何をしなければならないか身体で知っている。
それ以外のことは、ぐっと飲み込んでいる。
だから、時々からかい合い、笑い合う。

夜遅く、私は帰途につく。

自分の作品が逆照射される。

美術家である私は、ある時は‘所作’と自ら名付げた身体表現を行ない、

ある時は短詩をつづリます。
現場と拮抗したいからそうなるのです。

それらは全て私にとって「絵を描くこと」です。

 

 

今回の個展は絵画の新作に加え、身体表現‘所作’のビデオと短詩とによって展開します。

さとう陽子


遊びのかたちA

白粉花摘んで

庭と通路の境界に並べる

赤色、桃色、白色、

赤色、桃色、白色、

ずっと向こうまで

 

遊びのかたちA’

数日後

白粉花は一列に

茶色く干からぴている

 

 

「さとう陽子短詩集(1991〜2000年)“所作”」より

profile

さとう陽子 美術家。身体表現者。短詩集「所作ことば」。

1958 東京品川生れ
1981 日本大学
芸術学部卒

《個展》
1986「LAND」(Gアートギャラリー・東京)
1987「いま、ここで」(ギャラリー十1・東京)
1988「刹那の構図」(ギャラリー十1・東京)
1989「刹那の構図」(Gアートギャラリー・東京)
1990「日常の、間(はざま)に関して」(Gアートギャラリー・東京)
1991「日常の、間1はざま)に関して」(Gアートギャラリー・東京)
1992「呼吸法」(Gアートギャラリー・東京)
1993「呼吸法一表面張力」(ギャラリー檜・東京)
1994「光張一所作」(ギャラリー檜・東京)
1996「身体の建築物」(ギャラリー檜、Galerie de Cafe伝・東京)
1997「身体の建築物」(Galerie de Cafe伝・東京)
1998「所作の場」(ギャラリー檜・東京)
    「所作の場」(かねこ・あ一とギャラリー・東京)
2000「所作の建築体」(かわさきlBM市民文化ギャラリー・神奈川)
    「所作の建築体」(湘南台画廊・神奈川)

*1987〜
所作(身体表現)活動 かけがえなく、いい加減なものを描くこと。
そして、その方程式を知ること。

《グループ展》
1987「アートのかたち」(神奈川県民ホールギャラリー)
1988「現代美術ストリート’88」(横浜市民ギャラリー・神奈川)
1991「セラフィーム展」(ギャラリーケルビーム・東京)
1992「立ちあがるかたち」(御茶の水画廊、淡路町画廊・東京)
1994.12〜95.1「ENGELUS NOVUS」(Garerie Gottfried Hafemann・ドイツ)
1995「distance」(ギャラリー檜・東京)
    「インナータイド」(Imagination Factory OTTO・神奈川)
1998「版による」(ギャラリー檜・東京)
    「ポストカードコミュニケーション」
    (銀座九美洞ギャラリー・東京)
   
さとう陽子×大塚泰子」
    (Galerie de Cafe伝・東京)
1999「4人の仕事」
    (かねこ・あ一とギャラリー・東京)
    「アーティストの周縁」
    (トキ・アートスペース・東京)

ギャラリー檜 Gallery Hinoki
〒104−0061
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